りがちになるだろう。コミュニケーション能力をめぐる競爭が激しい社會は、 44 人に
とても冷淡だ。
また、いじめは、子供たちのコミュニケーション能力の欠如からおきているのではなく、逆
に、みんなが空気を読みすぎることで生じるストレスのはけ口を特定の人間に向けることで
おきている。こうしたストレスや重圧は、子供に限った問題ではない?諝荬驂菠筏皮悉胜
ないという圧力は、人々にコミュニケーション能力をさらに要求するだろう。しかし、それ
が進めば、社會のなかで同調(diào)圧力が強まり、社會そのものが萎縮(注3 )45 。
(萱野稔人「私の視點」2009年4月9日付朝日新聞朝刊による)
(注1)長ける:優(yōu)れている
(注2)過當(dāng)な:適當(dāng)な程度を超えている
(注3)萎縮する:元気がなくなる
41
1通う人もいるほどだ2通うまでもなかろう3 通うべきである4 通う人がいるのだろうか
42
1 極めて當(dāng)然のことではないか 。 極めて可能性が低いのではないか
3 はたして健全なのだろうか 4 はたして起こり得ないのだろうか
43
1 したがって 2 すなわち3 それどころか 。 とはいえ
44
1 こうしてつまずかせる 。 そこから踏み出させる
3 それにつまずいてしまった 4 ここから踏み出してしまった
451 してしまうのだろうか 2 してしまうだけである
3 してしまうものでもない 4 してしまうとも言えまい
読解
問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
ほかの人の成功事例をマネすることが、必ずしも自分の成功を約束するものではなくなったのがいまの時代です。昨日までの成功は、今日の成功を意味しません。そのような時代に大切なのは、やはり創(chuàng)造力です。そして創(chuàng)造力とは新しいものをつくりだす力を意味している以上、失敗を避けて培えるものではありません。
創(chuàng)造力を身につける上でまず第一に必要なのは、決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設(shè)定する能力です。
(畑村洋太郎『失敗學(xué)のすすめ』による)
46 筆者によると、いまの時代に創(chuàng)造力を養(yǎng)うには何が必要か。
1 失敗を経験しながら課題を見つけ出す力
2 失敗を重ねながら課題をこなしていく力
3失敗を生かしながら課題を遂行する力
4 失敗を受け入れながら課題を解く力
(2)
以下は、ある會社が取引先に出した文書である。
2 010 年11 月10 日
エ―ピーシー株式會社
海外営業(yè)部長 田中春子 様
アサクラ株式會社
國際課長 西田良雄
拝啓
貴社ま