うな利點があると考えているか。
1 質(zhì)の良い木材の入手が容易になるだけでなく、職人の技術(shù)が向上する。
食糧の危機管理體制とは、非常事態(tài)に備えた生産から流通までの仕組み作りである。発動する(注3)ことがないように祈りながら、制度を検討しておく必要があるのではないか。
53 ①このへんで食糧の危機管理體制を考えておく必要があるとあるが、なぜか。
1 今すぐ食糧を確保し國民一人一人の生活を守らなければならないから
2 アジアを中心として食料の生産や流通に非常事態(tài)が起きているから
3 食糧の確保が今後ますます難しくなることが予想されるから
4 食糧輸出國の危機管理體制が確固としたものではないから
54 ②體制を制度にしてとあるが、どうすることか。
1 生産から流通までの體制を考える。
2 國民が活動できるような體制を整える。
3 政府主導(dǎo)で実施出來るような仕組みを作る。
4 生産や流通に國民が責(zé)任を持つ仕組みを作る。
55 政府が検討すべき食糧の危機管理體制について、筆者の考えに合うものはどれか。
1 必要が生じた時には、國民の同意を得て実施するべきだ。
2 今すぐ実施した方が良いので、速やかに制度化するべきだ。
3 平常時は実施する必要はないが、制度自體は早く整えるべきだ。
4 平和な時に限らず、國民が自由に活動出來る環(huán)境を整えるべきだ。
(3)
①日本の建築は壽命が短いが、これは木造自體の耐久性から決まるのではない。木造建築でも百年や二百年は持つ。千年以上持たせることも可能である。しかし、構(gòu)造部材(注1)のメンテナンスが必要なので耐久性を考えると大材(注2)を用いたほうが良い。しかし、城郭(注3)や宮殿、館、寺院仏閣(注4)の類でないとなかなか大材を用いることができない。入手も難しいし加工にも手間暇(注5)がかかる。また、一般的に木造建築は火事や地震で失われることも少なくない。
日本人は白木の新しい建物を愛したが、時が経つと木の表面が黒ずんでくる。そこで、
余裕がある者は、地震や火災(zāi)に遭った時は勿論、ある程度老朽化してくると建て直し、周囲はその建て主のことを「甲斐性(注6)がある」といって褒め稱えた。しかし、建て直すといっても、大まかにいえばもとと同じものが建つ。勿論少し大きくなったり小さくなったり間取りが変わったりするが見た目に大差がない。そこで、街並みや風(fēng)景は長期にわたって維持される。しかも木材はリュース(注7)、リサイクルされた。
②これは、日本獨特の更新の文化と呼んでも良い。この典型が伊勢神宮である。二十年ごとに隣合う敷地に交互に建て直されるが、建てられるものは全く同じである。建物を更新するためには、木材が必要であり、樹木も植林によって更新される。若木のほうが二酸化炭