駅のホームで近くの人に「切符,落としましたよ」と教えてもらったら,なんと言うでしょうか。「ありがとうございます」でしょうか!袱工撙蓼护蟆工扦筏绀Δ。私たちは,お禮を言う時にも「すみません」とよく言います。
在車站站臺等車,旁邊的人提醒你“車票掉了”的時候,你應該說什么呢?是說“ありがとうございます”還是“すみません”呢?我們在道謝的時候也會常常使用“すみません”。
日本語を學ぶ外國の人たちは,「なぜ日本語ではお禮の時に謝ることばを言うのか」と不思議に思うようです。逆に日本人が英語でお禮を言おうとして,つい日本語の癖で I'm sorryと言って変に思われたりすることもあります。
“日語為什么在道謝的時候卻說道歉的話呢?”學習日語的外國人們好像都會對此感到不可思議。相反日本人在用英語道謝的時候,由于日語的習慣總是不小心說成“I'm sorry”的情況也時有發(fā)生。
でも,いつでも「ありがとう」の代わりに「すみません」が使えるわけではありません。たとえば,「がんばって」とか「おめでとう」と言ってもらった時には,「ありがとう」は言えても「すみません」は変ですね。それは,「すみません」が自分のために何かをしてくれたことで相手にかけた負擔(手間,お金,時間など)を気遣う心を表したものだからではないでしょうか。勵ましや祝福のことばをかけること自體は特に負擔を伴うものではないので,相手の厚意に対する自分の喜びや感謝を表す「ありがとう」がふさわしい,と考えられます。
但是,“すみません”是不能隨時代替“ありがとう”來使用的。比如說,別人對你說“加油”啦“恭喜”啦之類的話,這時候要說“ありがとう”,如果說“すみません”的話就會很奇怪。那是因為,當對方為自己做了一些事而給對方增添了負擔(工夫、金錢、時間等等)的時候,為了表達自己的擔心就會說“すみません”。由于鼓勵啦祝福之類的話本身并不是特別有負擔,所以對對方的厚意表示喜悅和感激的時候,用“ありがとう”比較合適。
以前,<會社で來客と會話中に同僚がお茶を出してくれたら何と言いますか>という調査をしたことがあります。その回答の中に,「出してくれた人が後輩や親しい人なら『ありがとう』,目上や先輩なら『すみません』」というものが複數(shù)ありました。どうやら,丁寧に言う時には「すみません」を使う,ということのようです。一般に日本のコミュニケーションでは,丁寧にする際には自分のことよりも相手への心配りを優(yōu)先的に示すことが多いのですが,「すみません」もその一例と言えるでしょう。
以前曾經(jīng)做過這樣的調查,問題是“在公司里跟訪客的會談中同事給了我一杯茶,這時我應該說什么?”。占大多數(shù)的回答是:給我遞茶水的人是后輩或者比較親近的人就說“ありがとう”,上級或者前輩的話就說“すみません”?磥砀Y貌時應該用“すみません”。一般在日本的交流對話中,鄭重的場合下,相比自己要更優(yōu)先表示對對方的關懷,“すみません”就是其中的一個例子。
時々耳にする「すみません,ありがとうございます」と二つ並ぶ言い方は,相手への気遣いと,ありがたいという思いの,両方ともを表したいからかもしれませんね。
耳邊時常聽到“すみません,ありがとうございます”這兩種并用的說法,可能是想表示對對方的擔心以及感激這兩種心情吧。